他の企業と取引があれば、何らかのお祝いをするシーンは必ず訪れます。その1つに株式市場への上場祝いがあります。厳しい基準をクリアし、ようやく認められる上場は、今後さらに企業が発展する足掛かりになるとも言える大きな出来事であり、めでたいことです。取引先が上場した場合、お祝いは必至と言えます。
株式上場はどのように祝うべき?
プライベートでめでたいことがあれば、お祝いの言葉とともに贈り物を渡すことが一般的です。上場祝いについても根本は変わりません。お祝いをする必要が生じた場合はギフトを贈ります。ただし、ギフトの内容に関しては注意が必要です。先方の事情に配慮し、負担にならないものを贈ります。
定番で間違いがないのは胡蝶蘭です。移転祝いや開店祝いなど、ビジネスシーンでの幅広いお祝いのギフトとして利用されます。
胡蝶蘭がギフトとして選ばれる理由は3つあります。1つ目は、「幸福が飛んでくる」という花言葉があるという理由です。今後、先方のさらなる発展を望む気持ちを代弁してくれるとも言える花言葉は、ビジネスシーンでのお祝いにふさわしいです。
2つ目は、匂いや花粉が少ないという理由です。花は見た目が華やかで目を楽しませてくれますが、匂いが強い花は好みが分かれます。花粉が飛ぶ花は、花粉症の社員がアレルギーの症状に悩まされることでしょう。業務に支障が出ないとも限らないため、ギフトに向きません。その点、胡蝶蘭は業務の邪魔にならずに目を楽しませてくれます。
3つ目は手入れが簡単という理由です。胡蝶蘭は、水やりの回数が少なくても長持ちします。社員の手間にならず、長く楽しめるため、お祝いにぴったりです。
蘭鉢の選び方
胡蝶蘭は、金額によって見た目のボリューム感に違いがあります。上場祝いの場合、30,000~50,000円の金額内でギフトを用意することが勧められます。特に、重要な取引先の場合は、50,000円以上の胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。
というのも、最低金額である30,000円の胡蝶蘭を贈った場合、他社と比べて見劣りしてしまう可能性があるためです。自社を印象づけるためにも、思いきることをおすすめします。
また、胡蝶蘭を贈る時は、茎の本数が偶数にならないように気を付けてください。偶数は「割れる」ことから縁起が悪いと言われています。
胡蝶蘭を贈るタイミング
上場する時は、記念の式典が開催されることがあります。式典が開催されるかどうかで胡蝶蘭を贈るタイミングも変わるため、あらかじめ確認しておきましょう。
式典が開催される場合は、式典の会場に当日の朝に到着するように手配します。一方、式典がない場合は、上場当日にオフィスに届くように手配します。
贈答用の胡蝶蘭はどこで購入すべき?
大切な取引先に贈る胡蝶蘭は、購入する場所にも気をつけましょう。金額に対して見劣りすることがない、質の良い胡蝶蘭を販売しているショップで購入することをおすすめします。
例えば、品質の高い胡蝶蘭を長年取り扱っているフラワーショップに青山花茂があります。宮内庁でも利用されるほど上質な胡蝶蘭は、仕入れ先を厳選し、管理を徹底することで売り出されます。上場祝いのギフトとしても最適です。