駅を歩く人

これからの時代を生き抜くためのビジネス発想

2020年も半分が終わろうとしていますが、ニュースのほとんどは新型コロナウイルスに関する話題でしたね。無症状でも他人に感染させてしまう驚異的な感染力も相まって、日本のみならず世界中の国々に大きな影響を及ぼした新型コロナウイルスは、すぐには完全な収束には至らず、しばらくの間はウイルスの共生しなければならない、「withコロナ」の時代が来ると考えられています。

withコロナの時代が、数年で終わるのかそれとも数十年単位で続くかどうかは、まだ誰もわかりません。重要なことは、新型コロナウイルスが発生する以前と現在ではビジネスのやり方が大幅に変わったということを自覚することです。緊急事態宣言が解除され、都道府県をまたいだ移動の自粛要請も解除された現在、一部ではコロナウイルスに打ち勝ったのだ、という雰囲気が出ていますがそのようなことはありません。withコロナのこれからの時代を生き抜くためには、ビジネスの発想を根本から変える必要があります。

密から疎へ 変わる働き方

家でノートパソコンを見る女性

感染防止で効果的なことは、人が集まる密の状態をできるだけ避けることです。感染している人と接触するリスクを下げられることはもちろんのこと、万が一自分がウイルスを保持している場合は、他人に感染させるリスクを下げることができます。

これは働く場面でも同様のことが言えます。ひとつのオフィスにたくさんの従業員が集まる密な働き方は、これからは時代遅れになるでしょう。どうしても対面でのサービスを必要とする業種以外は在宅勤務をはじめとしたテレワークを活用し、なるべく人を集めない疎な働き方がwithコロナ時代では当たり前になると考えられます。

テレワークでも円滑に業務を進めるためには、セキュリティ対策と事前の準備が必要不可欠です。書類などを共有するのであればクラウドサービスを使うなど、すべてをオンラインで完結させる努力も重要です。同時にペーパーレス化も進められるでしょう。

VRを活用したこんなサービスに注目

VRゴーグルをつけた若い女性

最新の技術を利用することで、これまでは対面でサービスを提供することが当たり前と考えられていた業態であっても従業員と顧客双方の感染リスクを減らせる疎でサービスを行えるようになります。

代表的なものがVR内見です。これまでVRといえば、エンターテインメント産業においての活用ばかりが取りざたされており、ビジネスに活用できるというとやや懐疑的に思われる方もいるかもしれません。しかし、VRと内見は非常に親和性の高い組み合わせです。

そもそも内見とは、これから住もうと考えている物件の様子を確認することです。主に賃貸住宅で行われます。内見を行うには、引っ越しを検討している物件の近くに住んでいることが前提です。これでは都道府県をまたぐ引っ越しをする場合の内見は移動の手間などを考えると難しいでしょう。また、まだ人が住んでいる場合、内見はできません。

VRであれば、物理的な距離があろうとも、住人がいようとも内見を行えます。間取り図のみの確認とは違い、実際の日当たりなども確認できるため住み始めてからのギャップも感じにくくなります。

さらにこれからは賃貸物件だけではなく、老人ホームなどでもVR映像や画像を用いた施設見学が一般的になると考えられています。高齢者は足腰が弱くなり、さらに体力もなくなっているため老人ホームへ見学に行こうにも、見学を行うだけの余裕がないということもあります。最新技術を活用することで物理的な距離や身体の状況といったバリア(障害)を超えることができ、バリアフリー化にもつながります。

VR内見などに用いられるVR画像や映像は専門の業者が制作することが一般的です。スマパノという会社では、さまざまな媒体で訴求ができるVR画像・映像の作成を行っています。施設紹介やバーチャルEC店舗など、ユニークな事例もあるため一度確認してはいかがでしょうか。

VR内見などに用いる画像・映像作成業者 スマパノ公式サイト:https://360.smapano.com/

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